とある休日、六本木にある国立新美術館へ





目的は現代アーティスト田名網敬一氏の展示会「田名網敬一　記憶の冒険」を観にきました

　田名網敬一　記憶の冒険　公式サイト→https://www.nact.jp/exhibition_special/2024/keiichitanaami/





御年88歳で、作品を発表されているアーティストです。








戦前生まれで、当初はアメリカ大衆文化の影響が濃く色鮮やかな作品が多く


ポスターデザイン、文芸、雑誌のデザインを始め、その後年代と共に作風が変化していき


アニメ、絵、コラージュ、立体作品と多岐に渡って表現するアーティストに












ここまでの画像を見て、作品の感じ何かに似ていると思いませんか？

そうアニメ「鬼滅の刃」の世界観、雰囲気が似ていますよね～

展示会を見ていた若いカップルもそう呟いていたのが、聞こえました。



まあ鬼滅の刃に似ているのではなく、鬼滅の刃の作者又はアニメスタッフが田名網敬一氏の作風を、オマージュしているのかなと

アニメの鬼滅の刃を観ていて思っていました（あくまで自分の想像ですので、確認した情報ではありませんW）









個人的には、シニカルで毒的で且つポップな作風が大好きです


そして今回の展示会で一番驚いたことは、2020年以降に出した作品が700点以上あったことです

既に80歳を超えている年齢で、700点以上の作品を発表出来るバイタリティー、好奇心、感性

そしてこれだけの作品を創作出来る体力が素晴らしいですし、ちょっと信じられない



以前とある評論家の方が、作品を創り続けるには体力が一番必要だと言ってたことを思い出しました。


自分も芸術を創る訳ではありませんが、作品創作をするヘア＆メイクとして体力、健康がこの先一番必要だと改めて思いました





9月もまだまだ暑いので、良かったら涼しい美術館に行ってみてはどうでしょう





※このブログを書いた数日後、田名網氏が逝去されたとの報道がありました。

謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からのご冥福をお祈りいたします。